釣り

【釣り漫画】「おれはナマズ者」がルアー釣りの出発点だった。

みなさん、こんにちは。

みなさんは、釣りを始めたきっかけはなんですか?

私の場合はこれでした。

「少年サンデー」で連載された「おれはナマズ者」です。

当時サンデーは読んでいなかったため、コミックを手にしたと思いますが、なぜこの漫画を手にしたのかはサッパリ覚えていません(笑)

もともと釣りには興味がなく、行ったとしても親に連れてかれたハゼ釣りかセイゴ釣りぐらいでした。

しかもやる気がないのが原因でしょうが、全然釣れなくてつまらなかったことを覚えています。

そもそもエサのゴカイがちょっと苦手で、あまり触りたくなかったというのが最大の理由でしょう。(それは今でも同じです。)

そこで知ったのがルアー釣りでした。

何しろ生きたエサがいらないというのがいい!そしてこんなオモチャのようなもので魚が釣れるんだという純粋な驚きがありました。

ちょうど世の中も釣りブームが来ていて、釣りキチ三平も連載していて、コロコロコミックも釣りを題材にした漫画を掲載していました。

ちょっと釣りに興味を持ってきた時に、出会ったルアー釣り。しかもルアー釣りの主な対象魚であるブラックバスが近くの池で釣れると聞いたので、いそいそと道具を揃え出したことを覚えています。

そんな時に出会った漫画が「おれはナマズ者」でした。

主人公が中学生で自分の年齢に近かったことも影響したのだと思います。

おれはナマズ者

漫画は小学館から昭和58年に初版が発行されています。全6巻。

原作はやまさき十三さん。あの「釣りバカ日誌」の原作者で有名ですよね。

作画がはしもとみつおさんです。

主人公は条東中学に通う「中村大助」。ごく普通の中流家庭に育ち、どこといった取り柄もなく、いつもボケッとしていることからついたあだ名が「ナマズ者」。

そんなある日、大助がいつも学校帰りに過ごしていた沼が埋め立てられてしまうことがわかります。

沼に住んでいるナマズを救おうと釣り初心者の大助は夜を徹して頑張り、ついに自分の兄弟を助けることに成功します。

釣りに興味を持った大助は、周りのベテランをビギナーズラックで連戦連勝。ベテランたちを大いに悔しがらせます。

ベテランの1人、学校のオニダ先生こと恩田先生が大助に勝つためだけに作った釣り研究会、略して「釣り研」に入部した大助は、多くの仲間たちに出逢います。

学校一の秀才小早川くん。帰国子女で美人な真田ちえみちゃん。元合気道部のキャプテンで大柄な大門くん。

個性豊かな4人は、楽しく時にはケンカをしながらもルアー釣りにハマっていきます。

ボーと過ごしていた大助が釣りを通じて生き生きと動き出すのが楽しいです。自分のことを天才だと行きすぎてしまう場面もありながらも、釣りを通じて仲間のことを考え成長していきます。

なんといっても、メンバーの中で一番釣りが上手いちえみちゃんがとても可愛いです。当時こんな子が同級生にいたらなあとついつい想像していましたね(笑)

修学旅行に忘れちゃいけない三種の神器に「ロッドにリールにルアー‼︎」と答える大助には大笑い。今でもこのフレーズは大好きです。

最後はイトウ釣りにもチャレンジする大助。さあ勝負勝負!

出てくる有名ルアーに垂涎

漫画には、数多くの有名ルアーが登場します。ウイグルワート、スーパーソニック、ストライクフロッグなどなど。

当時の自分はお金がなく、国産の300円ぐらいのルアーしか買えず、それらのルアーは高嶺の花でした。

今でも、おれはナマズ者に出てきたルアーは、大好きでつい買ってしまいます。

針が錆びてしまってますが・・・

おれはナマズ者で覚えたルアー釣り。一旦受験などで離れてしまったものの、子どもが産まれて20年越しにまた始めることになるとは思いませんでした。

それでも漫画の記憶は残っており、「水の中の魚さんを想像して勝負ら!」は、今でも口ずさむセリフです。

そんな記憶に残る漫画「おれはナマズ者」。良かったら読んでみてください。

それでは。