「ワルキューレと風を合わせる!」byキース様
カッコ良かったですね。劇場版マクロスデルタ「激情のワルキューレ」❗️
ということで、今回はバンダイスピリッツさんから発売された
「SV –262BaドラケンⅢ+リルドラケン ミラージュ搭乗機」を作成したいと思います。
リルドラケンの銀河標準規格にも「そうきたか❗️」と思いましたが、まさかミラージュがドラケンに乗るとは。しかもオリジナルカラーリング❗️カッコいい❗️
この場面が作りたい

ミラージュドラケンが見栄を切った場面が特に印象深かったので、これを再現したいと思います。
作業ポイントは、3つ
・持っている剣「ドラケン・ファング」にパースをつける
・ガンポッドはない
・両足のミサイルポッドはパージ済み
まずは内容の確認から

ランナーの数・・・多い❗️
パープル、グレー、ライトグレーと色違いで同じ内容のランナーが、何枚かあります。
部品がたくさんあるので、説明書をよく見ながら作業をしましょう。
実際私は作業中「Fパーツ」のライトグレーが1枚足りないと思って、焦りまくり、説明書を見てホッとしました。
では、ランナーを中性洗剤(台所用洗剤)で洗って、良く乾かせたら作業スタートです。
作成開始
まずはドラケン・ファングの加工から
0•3のプラ板を使って、剣の両側にパースをつけます。


剣先に向かって幅が広くなるようにプラ板を貼ったら、ヤスリで調整していきます。
劇中の場面を確認したら、剣の形がBa用ではなく、キースのHs用と同じだったので(剣の中央に黒い部分がある)、加工して正解でした。
本体組み立て
正直、バンダイスピリッツさんのドラケンは3機目なのですが、変形が複雑すぎて、完成後にどこが見えるのかが全然わからないので先に塗装するのが難しいです。
なので、組めるだけ組んでしまいます。

最終的にバトロイドにすることと塗装を考えて、ここまで組み立てられます。
色違いの同じランナーが多いため、部品の色を間違えないように説明書を良く確認してください。
組み立てに際しては、特に難しいところはなく、部品どうしもピタッと合います。さすがバンダイスピリッツさんですね。VF-25の頃と比べて凄い進化を感じます。組み立てるだけなら、接着剤不要です。
塗装
カラーは、水性ホビーカラーを筆塗りです。
カラーレシピは説明書どおり(目分量)です。
ただ、この赤紫の色は本当に調整が難しいです。基本色にないし、下手に混ぜると彩度が落ちて濁ってしまうんですよね。特色で作ってくれないかなぁ。
塗り分けは、なるべくデカールを使わずに塗装で行いたい(特に赤紫のデカールとの色の差が出るのを避けたい)ので、一度ファイター形態にしてから塗りました。ファイターにすることで、ラインの繋がりが綺麗にできます。

ラインを塗り分けたら胴体部分をバトロイドに変形させて、ファイター時に見えなかった部分を塗っていきます。
塗装が終わったら、スミ入れをします。
普段は「タミヤカラー エナメル塗料」を使うのですが、バンダイさんの3段変形モデルは変形のために金属部品を使うなど、プラに負荷が掛かっている箇所もあり、そこにエナメルが浸食すると、プラがボロボロになることがありますので、安全をみて、「ガンダムマーカー スミ入れ用〈グレー〉極細」をメインに使います。

補助として、「タミヤ パネルライン アクセントカラー(ダークグレー)」を使いました。
デカールから仕上げ
バンダイスピリッツさんの今までのマクロスシリーズでは、水転写デカールとシールが付いて来ることが多かったのですが、今回は水転写デカールのみが付属されています。
このデカールも凄く質が良いです。ぬるま湯で10秒もつければ、もう台紙から動きますし、デカール自身も柔らかすぎず硬すぎず絶妙です。サクサク作業が進みます。

足のノズル部分には「タミヤ ウェザリングマスター」を使って青焼け、赤焼けの表現を加えます。お手軽に金属表現ができるのでオススメです。

この後は、スプレー缶のクリアーを一旦吹いて、軽く水研ぎをし、再度クリアーかけ。ラストにつや消しクリアーをかけて色を落ち着かせます。
翼端灯などをクリアーレッド等で塗ったら完成です。
完成❗️


非常に作りやすく、ストレスなしに組み上げることができました。
ゴーストを取り付けた際の翼の保持力を心配しましたが、全く問題なかったです。
できれば脚がもう少し外に開きたかったですが、構造上ひねることができないため、ここまでしか開きませんでした。
それでもやっぱりカッコいい❗️
接着剤もほぼ使わずに、このカッチリ決まる部品の合い具合など
いい感じだ❗️
この脅威の変形機構、皆さんも一度作ってみてください。びっくりしますよ。そしてそれを再現しながらも、3形態ともにバッチリ決まるよう作られたバンダイスピリッツさんに脱帽です。
あー楽しかった❗️
おまけ

作り終えたのに、この余ったランナーの量・・・