みなさん、こんにちは。
今回は、息子と愉快な仲間たちが淡路島へ遠征しました。
とその前に、息子の友人たちが増えてきたので、名前をつけたいと思います。
ビワコオオナマズに付き合ってくれた友人=Tくん(彼女あり)
魚好きだけど釣りは初心者の友人=Gくん
今回から登場、淡路島の大学に在学中の友人=Nくん
今回のターゲットは。
コブダイです。
(写真はWikipediaから引用)
コブダイという名前ですが、鯛ではなくベラの一種です。
名前の通り頭に大きなコブがあります。
ただ、コブダイは、小さいうちは全て雌で、大きくなるとコブが張り出し雄に性転換します。その姿があまりに違うため昔は別の種類だと思われていました。
大きい個体は1メートルを超えるものも。大型で引きが強いため人気のターゲットです。最近ではタンコブゲームなどと呼ばれて人気上昇中の釣りです。
特に冬に美味しい魚と言われているため、瀬戸内などでは寒鯛(カンダイ)とも言われます。
初日です
息子の高校時代の友人が淡路島にいるので、その訪問も兼ねて出発です。せっかくなので、友人TくんとGくんも一緒に行きます。

初めて淡路島での釣り。驚いたのは、島の西と東と南で潮の時間が異なること。淡路島は大阪湾、瀬戸内海、和歌山湾(太平洋)に囲まれているため、干潮満潮が入れ替わるそうです。なのでポイント移動のために違う釣り場に行くと満潮に向かっている時間のはずなのに干潮だったりします。
初めてのフィールドでポイントがわからないので、釣具屋さんに寄って聞きました。
基本的には港の防波堤中心にまわります。
今回はエサ釣りです。バナメイエビを使います。コブダイは回遊しているそうなので足止めのためにコマセを撒きます。クロダイやグレ用のコマセ餌でいいそうです。
息子のタックルは、ロッドがトランスセンデスさんのレイトブレーミングス510、リールがシマノさんの17グラップラー301HG、ラインはPE3号にリーダーがフロロの40lb。これに虫ヘッドパワーの2〜10グラムをつけています。
コブダイは掛かった途端に根に潜ろうとするので、ドラグはガチガチにして真っ向からのパワー勝負です。
寄せ餌を撒き、仕掛けを落とし待ちます。コツコツとしたあたりがあります。針が大きいのでそんなには掛かりませんが・・・たぶんアイツです・・・

やっぱり、フグ(ショウサイフグ)でした。

スズメダイ。この子は遊びで出したサビキ仕掛けで釣れました。
そして、満潮の潮止まりが近づく頃・・・
「かかった!」
Gくんの声。
小柄な個体とはいえすごいパワーで竿先が引き込まれます。
必死に巻き取って無事に取り込んだのは35cm程のコブダイです!

その後、Tくんと息子からも、


小さいながらも釣れました!
ここで、今日は終了〜。
夜は、Nくんの下宿先で宴会です。
Nくん、実は大学で狩猟部に所属していて今回の襲撃に合わせてイノシシを捕まえてくれてました。
猪鍋の始まりです。(写真を撮り忘れましたが・・・)
一部貰ってきました。全く臭みはなく豚肉よりもサッパリして美味しかったです。

2日目
2日目も色々回りましたが、全く反応なし。
諦めかけた満潮回りの夕まずめ。最後の港に寄りました。
潮がすごく澄んでいました。10メートルほどの水深ですが、水底がきれいに見えます。
そこに見つけました。コブダイです。何匹も泳いでいるのが見えます。
大きいのは80センチ近くありそうです!
慌ててタックルを準備。投げ込みます。
すると、ガツンと竿が抑え込まれます!キター!!
タックルが対怪魚用ですので、魚とのやり取りは楽でした。



43センチとコブダイとしてはまだまだ小柄ですが、ラストに釣れて良かった〜。
次回はサイズアップを目指したいところです!
せっかくなので締めてから持ち帰って食べましょう!
食べてみました


刺身と煮付けにしました。
刺身は透明感があり、柔らかくクセはありません。ベラに似たような食感でした。
煮付けは凄く美味しかったです。個人的には煮付けが好みでした。
まだ小さいですがコブの部分は触るとプニプニします。脂肪が多く含まれているそうです。
歯が普通の魚と違い、細長いのがニュッと生えていて印象的です。
牡蠣殻もバリバリ砕いて食べる魚なのでとても強靭なアゴと歯を持っていました。
コブダイは大きいものほど美味しいと言われています。次は大きなコブダイも食べてみたいですね!
次はもっと大物を狙っていきましょう!
それでは。