みなさん、こんにちは。
今回は、多数のマクロスのコミックから、今オススメの3選をご紹介します。
マクロスΔ 黒き翼の白騎士


みなさん、「劇場版マクロスΔ 絶対LIVE‼︎‼︎‼︎」はご覧になりましたか?
今回1つ目にご紹介するのは、一迅社さんから発行された「マクロスΔ 黒き翼の白騎士」全2巻です。
作者は藤小豆さん。監修を河森正治さんが行っています。
TV版のマクロスΔを元に作られたウィンダミア側のサイドストーリーとなっています。
実際、河森監督は、TV版でもっとウィンダミア側も描きたかったそうですが、尺の関係上不可能だったようで、実際にもう少し深掘りできていたらなあと思っていました。
漫画では、若き日のキース・エアロ・ウィンダミアを中心にウィンダミアで何が起きていたかが丁寧に描かれています。
舞台は、2058年キースがウィンダミア空中騎士学校に入学したところから始まります。
やんちゃなキース。そんなキースを気にかけて声をかけるロイド・ブレーム。最初は王族出身であることで他の生徒からいびられるものの、次第に家族のようになっていくキース。
そして、キースに無邪気に憧れるボーグ・コンファールトや、まだ学校の購買でバイトしているテオとザオのユッシラ兄弟。楽しげな学園生活だが、世間では、新統合軍とウィンダミアとの軋轢が顕在化してきていた。
漫画には艦隊顧問をしていたアーネストやハヤテの父であるライト・インメルマンも登場します。
TV版で、ボーグがなぜあんなに地球人を憎んでいたのかや、「カーライルの黒い嵐」の日に何が起きていたかを補完できる内容です。
そして、なぜキースは黒いドラケンを選んだのかがわかります。
マクロスΔの世界を深く知るためには必読な漫画となっています。
マクロスF S.M.S⭐︎物語

2つ目は「マクロスF S.M.S⭐︎物語」です。
角川書店さんから発行された氷堂涼ニさんの漫画です。
舞台は、マクロスF、民間軍事プロバイダS.M.Sを舞台にTV版では描かれなかった早乙女アルト、ミハエル・ブラン、ルカ・アンジェローニの日常が描かれます。
特にアルトとミシェルの絡みが最高です。イキがるアルトに対して茶化しにいくミシェル。しかしミシェルも実はアルトに対して複雑な思いを抱いているなど、アニメ本編では描かれなかったサイドストーリーとなっています。
ボビーさんが、ここでもいい味出しています。
アルトたちが運送会社の配達業務で兄弟子矢三郎の家に行く「矢三郎VSアルト!」も面白いです。思わず始まる早乙女一門の二大俳優の豪華共演。それに喜ぶミシェル。身バレしたくないアルトがとった行動は?
そして、ランカやシェリル、ナナセを巻き込んだ学園騒動。楽しい時間を過ごす少年たちは、あの日を迎えることになります。
おまけの書き下ろし短編「実証:女装アルトの撃墜率」も凄く面白くてオススメですよ。
マクロス コミックゼントラ盛り
3つ目は、「マクロス コミックゼントラ盛り」です。

2009年から角川書店さんで刊行された「マクロスエース」(全8号)で掲載された漫画を集めたものです。
ほぼ全てギャグ漫画となっていて、超時空要塞マクロスからマクロス7、マクロスFのキャラクターたちがいろんな作家さんによって書かれています。
中でも一番好きなのがアキバ鉄工さんの「ゼントラ弁当 マクロス風」です。
3頭身ぐらいのデフォルメされた超時空要塞マクロスのキャラクターがとてもシュールにギャグをかましてきます。本編を知っていると思わず吹き出してしまいます。グローバル艦長の「かわいいは正義!」は爆笑ものです。
最後に
今回は、サイドストーリー的なものを中心に3つご紹介しました。
アニメの尺ではどうしても描ききれない内容を保管してくれる漫画や小説は、本当にありがたいですね。
また、マクロスシリーズには、他にも本編に沿った漫画もたくさんあるので、そちらもいつかご紹介したいと思います。
それでは。