マクロスシリーズ

【マクロス】劇中を忠実に再現したオススメゲーム【PS2】

みなさん、こんにちは。

今回は、2003年に発売されたプレイステーション2用ソフト「超時空要塞マクロス」をご紹介します。

これはマクロス20周年にあわせてリリースされたソフトでセガ(SEGA-AM2)さんにより開発、販売をバンダイさんが行うという夢のコラボレーションとなりました。

3Dアクションシューティングで当時3Dで再現されたバルキリーを自由に動かせることで話題になっていました。

ストーリーは、TV版と劇場版の2つが用意されており、どちらも忠実に再現されているので、まるで作品世界に入り込んだかのような臨場感が味わえます。

ゲームシステムも三段変形を有効に活用できるようになっていて、板野サーカスも存分に楽しめます。

使える機体は、一部VF-4ライトニングⅢが使えるものの、ほぼVF-1バルキリーです。(VT-1オストリッチ、VE-1エリントシーカーも使用できます。)

また、ゲームの進行に合わせて使えるキャラ専用機も増えていき、一条輝機はもちろん、マックス機やミリア機などでプレイすることも可能となっていきます。

キャラクターは、劇中のキャラクターに加え、オリジナルキャラクターとして美樹本晴彦さん書き下ろしのキャラクターが登場します。

戦闘管制官として登場する「エマ・グレンジャー」です。ゲーム中の多くのミッションを彼女からの管制を受けて行います。

デザイン初期は栗色の髪を想定しており、某有名映画の美少女がモデルなんだとか。オキュラス・レパーロ

プレイヤー(主人公)の部下になる2人です。通信で絡んできます(笑)

TV版ストーリー

ストーリーモードで空母プロメテウスを選択するとTV版ストーリーとなります。

全36話のうち戦闘が関係する12話で構成されています。

プレイヤーはパープル小隊の一員として出撃、南アタリア島のマクロスを目指します。

「スペース・フォールド」や「パイン・サラダ」などTV版でお馴染みのシーンを追体験できるのは嬉しいですね。

自分達の行動の裏で、輝達も動いていることを想像するとワクワクしてきます。

愛・おぼえていますか

ストーリーモードで空母アームド1を選択すると劇場版のストーリーとなります。難易度はこちらの方が高いです。

プレイヤーは、アポロ小隊として出撃します。パープル小隊とアポロ小隊ではカラーリングも異なります。そして、パープル小隊もアポロ小隊もどちらも実際に劇中に登場する部隊です(名前だけですが)。こういうところも嬉しいですね。

ゲーム的にはオリジナルのミッションが多めです。

このゲームのポイントの一つとして重要な場面である機体を選択すると、登場人物やセリフが変わることです。

例えば、劇場版の最終ミッションでVF-1S ストライクパック 一条輝機を選択すると、劇場版そのままの演出が楽しめます。

最高なのが、劇場版ステージ「A-07 遺跡」です。VF-1A柿崎機(劇場版)でプレイすると凄いことになります。始まってすぐ、あっと言う間にわかります。最高です。

イラストも嬉しい

ゲームには途中で新規イラストも挿入されていて、ファンとしては嬉しい部分です。

ブリッジ3人娘が可愛いです。

輝と早瀬未沙のその後も描かれています。

また制作スタッフの遊び心が豊富なのも特徴でしょう。

TV版「P-11ドロップ・アウト」では、「娘々」の看板が登場。劇場版「A-03巨人」では、宇宙を漂うマグロ、最終ステージ「A-08愛・おぼえていますか」では、有名なお酒ミサイルも登場します。

また、このゲーム。結構オペレーターから怒られるんですよね。マクロスにミサイルを当ててしまったり、作戦空域を抜けようとするとお姉様がたから叱られます。思わずモニターの前で謝ってしまいますよ(笑)だんだんクセになるかも!

ガイドブックも3種類発売されました。

とても遊びやすく、シューティングゲームが苦手な方でも楽しめる内容となっていますので、ぜひ遊んでみてください。

それでは。