マクロスシリーズ

マクロスで出会える遊び心満載マーキング

みなさん、こんにちは。

今回は超時空要塞マクロスに出てくるバルキリーなどに描かれていたマーキングを見ていきたいと思います。

もちろん最初はこれ!

ロイ・フォッカー・スペシャルですね。

アメリカ海軍のジョリー・ロジャースと同様に、スカル&クロスボーンです。

マクロスを見始めた時には、アメリカ海軍の事を知りませんでしたので、後でF-14トムキャットを知った時は「本物がある!」と思ってしまいました。

バルキリーには、やはりこのマーキングが似合います。

プラモデルも載せちゃいます。ハセガワさんの1/48です。

次は第2話「カウント・ダウン」に登場した機体です。

フォッカー機の向こう側の2機の尾翼にヤシの木🌴のようなマークが見えます。

原画の栫裕さんが考えた部隊のココナツ隊でしょうか。時々メカ作画班が考えたマークが出てきます。

次はこちら。

第3話「スペース・フォールド」に出てくる機体です。機種に目が書いてあります。これも現実の機体にもあるマーキングですね。

こちらもプラモデルで作ってみました。目と口を入れてあります。大西洋方面機種転換訓練飛行隊「VF-101 グリムリーパーズ」というオリジナル設定です。

次は第5話に登場する機体です。

統合軍マークの下に描かれたシルエット。何処かで見た気が・・・
ちなみにこの機体は、第13話と第21話でも登場します。

次は第6話「ダイダロス・アタック」に出てきます。

右端にある機体。これはメカ作監の板野一郎さんが個人的に考えたバルキリー隊のマーク。モズー隊のマークですね。

続いて第8話「ロンゲスト・バースデー」から

破壊されたバルキリーに描かれたマークはまたしてもココナツ隊です。

次は第24話「グッバイ・ガール」から

キャノピー下に見えるのは「ITA」という文字。板野さんの機体でしょうか(笑)統合軍マークの前にモズー隊のマークもありますね。

第15話「チャイナ・タウン」から。

だいぶアブナイ機体です。板野さんの機体ですね。(笑)

次は第27話「愛は流れる」からバルキリーではないですが、

左のはほっといて(笑)、ディフェンダーの腰の部分。よく見ると顔が書いてあります。河森さん?板野さんかなあ(笑笑)、ちなみにこの場面、絵を反転させたものが第36話にも出てきます。

極め付けはこちら!

極め付けはアイキャッチにもしたこちらでしょう。

第27話「愛は流れる」のラストアタックに出てくる場面。大事な場面のはずなのに、遊び心満載です!

まずは1番目立つ左のファランクスから、頭部がまず変わっています。

胸に描かれた女の子は、1981年から1985年にかけて活動したアニメ・特撮を中心とする自主映画の同人制作集団DAIKON FILM(Wikipedia参照)の「DaikonⅢ」のキャラクターです。腰にはヤシの木のマークもあります。

ここからも凄いですよ。まずは左上のファランクスから

胸に書いてある文字は「DOI MIKA」。早瀬未沙役の土井美加さんのお名前が。しかもご丁寧に左右のミサイルポッドにはイニシャルまで。

続いてその下にいるファランクスには、

「MARI IJIMA」もちろんリン・ミンメイ役の飯島真理さんのお名前。ミサイルポッドはイニシャル付き。

極め付けは中央にいるアーマードのVF-1A。

右胸の「VT250」の意味は分かりませんが(バイク?)、左胸は「SUKEBE ITANO」で間違いないでしょう。板野さん、スタッフに愛されてますね。

この文字が見えるのは一瞬でしかないのですが、この最終局面の大事な場面、しかも作画も最高に素晴らしい状況でこれだけ遊べるというのが、本当にマクロスらしいといえます。

なにせ劇場版でバドワイザーやタコ酎ハイのミサイルが飛んでいくぐらいですからね。

ちなみにこのカットの原画は庵野秀明さんだそうです。

こういう遊び心のあるマクロスをもっと作って欲しいですね。

それでは。