マクロスシリーズ

【マクロス】マクロスの謎、監察軍とは?

みなさん、こんにちは。

「超時空要塞マクロス」での謎は数多くありますが、今回はそのうちの最たるものの一つ

「監察軍」についてです。

監察軍とは

監察軍は、超時空要塞マクロスの第1話「ブービー・トラップ」でのブリタイ・クロダニクのセリフからわかるとおり、ゼントラーディと敵対する勢力です。

1999年7月に地球に落下してきた宇宙船は、もともと監察軍の脱落艦でした。

ブリタイ艦隊は、撤退する監察軍のフォールド反応を追って地球に現れたのです。

落下した宇宙船を修復した地球側だったが、まだ地球の技術力では船体の全ての技術が解析できたわけではなく、監察軍が残していった自動防衛システム(ブービー・トラップ)が作動し、主砲を発射。ゼントラーディ軍との戦いに突入してしまいます。

そんな監察軍ですが、TV版では第30話「ビバ・マリア」に撃破された戦艦が登場するだけで、一向に姿を表しません。

マクロスと同クラスの砲艦型らしいですが、ボドルザー戦後に破壊されたらしく、意外と近くで活動していることがわかります。

以後、番組終了まで監察軍が出てくることはありませんでした。

銀河系だけでも1千以上の機動艦隊を擁する巨大なゼントラーディ軍と交戦中な巨大な組織なはずなのにです。

(まあ、本来は登場させる予定だったらしいですが、大人の事情で無くなったそうです。)

結果、最後まで謎の勢力となっており、現在のところマクロスシリーズには登場しません。

マクロス7でその謎が明かされる?

実は、マクロス7でその正体の推測ができるようになりました。

マクロス7第37話「宇宙遺跡のナゾ?」で、惑星ラクスに現れたプロトカルチャーの遺跡にてメッセンジャーから語られた情報です。

かつて、宇宙で初めて文化を持った種族であったプロトカルチャーは、宇宙進出し星間共和国を作り上げた。しかし2大勢力による争いが勃発。

プロトカルチャーは、互いに自らの手を汚さずに戦争をするため、巨人の戦闘兵器ゼントラーディを創り出した。

長引く戦いに、より強力な兵器が先進科学惑星で作られることとなり、それが「エビル・シリーズ」となった。

エビル・シリーズは、異次元のエネルギーが充満するサブ・ユニバースが発見され、そのエネルギーの実用化が可能になったことから開発が進められた。

サブ・ユニバースからエネルギーを供給する超時空間エネルギーゲートの役割を果たす生体超空間器官が組み込まれた試作体をテスト運用したところ、流入したエネルギーは意志を持っており、エビルの素体を乗っとった。

エビル・シリーズを器とした精神生命体「プロトデビルン」は、生物の生命エネルギー「スピリチア」がないと活動できず、スピリチアを奪うために侵攻を開始する。

そのため、先進科学惑星のプロトカルチャーはすぐさま洗脳され、支配下にあったゼントラーディもプロトデビルンの勢力に組み込まれた。

洗脳されたプロトカルチャーは、兵器を製造し、周囲の衛星や他星系に侵略した。

この時洗脳されたプロトカルチャーやゼントラーディが監察軍の母体になったと考えられています。

プロトデビルンは侵攻後、9か月でプロトカルチャーの85%以上の命を奪うほど強力であった。

プロトカルチャーが製造したゼントラーディには、「プロトカルチャーには手出ししてはいけない」という基本プログラムが施されていたが、監察軍のプロトカルチャーと戦わせるために一時的に解除された。

やがてプロトデビルンの封印には成功したものの、すでに星間共和国は崩壊状態であり、各植民惑星とのネットワークも解体されたため、基本プログラムの再設定はもはや不可能だった。

残り少ないプロトカルチャーも暴走状態のゼントラーディに全滅させられ、以降ゼントラーディと監察軍となったゼントラーディは、互いに戦いを続けていったと考えられています。

最後に

以上が、監察軍に関する情報です。

マクロスシリーズ最大の謎、プロトカルチャーについてはシリーズが進むにつれて徐々に謎が明かされてきています。

プロトカルチャーかもしれないミーナ・フォルテ(マクロス30)も出てきています。

(美雲・ギンヌメール(マクロスΔ)を始めとする星の歌い手は、プロトカルチャーによって生み出された歌に特化した人種だと推測しました。)

今後、監察軍が出てくることはあるのでしょうか。

楽しみにしていましょう。

それでは。