みなさん、こんにちは。
マクロスには、数多くの部隊名が出てきます。
マクロスΔでは、デルタ小隊、アルファ小隊など、マクロスFではスカル小隊やピクシー小隊です。
今回は超時空要塞マクロスに登場するバルキリーの部隊名を紹介します。
小隊って?
一般的に航空機は2機で1エレメントとなり、2エレメントで1小隊となります。

超時空要塞マクロスの中では3機で小隊となっており、1人の新人を2人でバックアップするためにフォッカーが考えたという説もあります。(「愛・おぼえていますか」では、冒頭4機でしたけどね。)
さらに小隊が4〜5隊ぐらいで中隊。6中隊をまとめて大隊となります。この辺りの考察は、SBクリエイティブさんから刊行されている「ヴァリアブルファイター・マスターファイル SDF-1マクロス VF-1航空隊」に詳しく載っています。

マクロスの世界では、小隊長が中隊長になるとその小隊の名前が中隊名になるみたいです。大隊もしかり。
つまり、フォッカーは、スカル小隊の隊長でもあり、スカル中隊長でもあり、スカル大隊長でもあります。劇中では、フォッカーの生前まではスカル大隊の呼称が良く出てきます。デストロイド大隊と区別するために、バルキリー大隊であり、スカル大隊であったようです。

マクロスの部隊名は幾つあるのか
では、超時空要塞マクロスの中では、部隊名は幾つ出てくるのでしょうか?

ボドルザー戦前のバルキリー隊だけで言えば、答えは18です。(重複含む)
そのほとんどが中隊名で、色の名前がついたものが多いです。
登場順で小隊からご紹介します。
・セピア小隊(第1話「ブービー・トラップ」)
・モント小隊(第1話「ブービー・トラップ」)
・バーミリオン小隊(第8話「ロンゲスト・バースデー」)主人公輝が小隊長となったものです。

・スカル小隊(第19話「バースト・ポイント」)輝がロイ・フォッカー・スペシャルを引き継いだ際に部隊名も変わりました。
小隊は以上です。
最も数が多い中隊
最も数が多いのは中隊です。
・ブラウン中隊(第2話「カウント・ダウン」、第6話「ダイダロス・アタック」で全滅、第23話「ドロップ・アウト」で再登場)
・セルリアン中隊(第2話「カウント・ダウン」)
・オレンジ中隊(第6話「ダイダロス・アタック」)
・パープル中隊(第6話「ダイダロス・アタック」、第21話「ミクロ・コスモス」)PS2「超時空要塞マクロス」をプレイしたことがある方、ニヤッとしないでくださいね。
・ローズ中隊(第6話「ダイダロス・アタック」で大損害)
・グリーン中隊(第6話「ダイダロス・アタック」で全滅、第23話「ドロップ・アウト」で再登場)
・ブラック中隊(第8話「ロンゲスト・バースデー」)
・ウインザー中隊(第18話「パイン・サラダ」、第19話「バースト・ポイント」で全滅)
・スカル中隊(第20話「パラダイス・ロスト」輝が中隊長になったことにより誕生)
・カークランド中隊(第23話「ドロップ・アウト」)
・インディゴ中隊(第23話「ドロップ・アウト」)
・バイオレット中隊(第24話「グッバイ・ガール」)
・連絡シャトル護衛中隊(第24話「グッバイ・ガール」)マックスが隊長を務めて、地球に向かう早瀬未沙を護衛しました。

大隊は1つ?戦後は?
大隊は1つだけ、スカル大隊です。フォッカー戦死後には出て来なくなります。
では、ボドルザー戦後はどうでしょうか。劇中では小隊や中隊の呼称はなくなります。
出てくるのは、輝が隊長を務める「東部パトロール隊」とマックスとミリアの「マックス・ミリア隊」だけです。
マックスとミリア2人だけ?まあ、普通の人が部下なら足手纏いになるだけですからね。
マックスとミリアは第27話「愛は流れる」ですでに独立遊撃部隊だったかもしれません。

特殊任務部隊「ダンシング・スカル」の前身ですね。(出典:ドリームキャスト用ソフト「マクロスM3」より)
さて、いかがでしたでしょうか。
他にも劇中では言及されないものの存在した中隊や小隊はあったと思います。
オリジナルの部隊名でプラモデルを作るのも面白いですよ。


ちなみに自分は、当時南アタリア島にマクロスの進宙式を見物に行って騒動に巻き込まれ、のちに軍に志願し、アルテミス小隊に配属されたことになってます(笑)
それでは。