マクロスシリーズ

後の世に影響を残した超時空要塞マクロスのサブキャラ

みなさん、こんにちは。

今回は、後の世に影響を残した超時空要塞マクロスのサブキャラクターをご紹介します。

トランスフォーメーション、ピンポイントバリアの生みの親

技師長です。

マクロスのトランスフォーメーションやピンポイントバリアを開発した人物です。

マクロスが冥王星軌道から地球に帰還できた最大の功労者と言っても良いでしょう。

しかもこの技術は、2067年のマクロスΔの時代まで、マクロスと名付けられる艦艇には必要不可欠な技術なのです。

凄い人なんです。

しかしこの偉大な人物、名前がありません。

とても可哀想な人物なのです。

第18話「パイン・サラダ」に出てきた看護師さんにすら名前があるのに。

ちなみに彼女の名前は「瑞原春香」18歳、北米地区出身、158㎝・45kg、B84・W57・H83とのことです。

ますます可哀想ですね。

中華料理チェーン店

2059年で50周年を迎えた超時空飯店「娘々(ニャンニャン)」。銀河各地の移民惑星や移民船団などに50店舗を展開する最大の中華料理チェーン店です。

元々は南アタリア島でミンメイのおじ夫婦によって営まれていました。

マクロスが南アタリア島ごと冥王星軌道にフォールドしてからは、マクロス艦内で営業を開始し、デビュー前のミンメイが店のお手伝いをしていました。

マクロスFでもデビュー前のランカがバイトをしています。

この超有名店「娘々」の発展の功労者は誰でしょうか?

それが彼「ヨッちゃん」です。

ヨッちゃんは、第1話「ブービー・トラップ」から第4話「リン・ミンメイ」に登場する人物です。その後も数回登場しますね。

南アタリア島の「娘々」の向かいのソバ屋の息子であり、ミンメイとも親しくしていた子です。

このヨッちゃんは成長し、2040年代には、娘々の経営者となり、チェーン展開を始めたとのことです。この時の目標店舗数はまだ38店舗でした。(娘々のCMより)

現在は銀河規模のお店になった娘々。ヨッちゃんの経営手腕の賜物でしょう。

なんでも惑星ラグナにも出店計画があるとかないとか。ヒエー(泣)byチャック

人類が生き延びることが出来た最大のきっかけかも!

圧倒的な戦力の違いを持つゼントラーディ。

風前の灯であった地球人類にとって、最大の幸運だったことは、地球の文化にゼントラーディが興味を持ってくれたことでしょう。

当初は監察軍の戦艦を修理したことに対する興味だったのですが、男と女が共存していること、そしてマクロス艦内で流れるミンメイの歌に徐々に惹かれていきます。

地球人の生態を調べるため、スパイを送り込むことにしたボドルザーは、ワレラ、ロリー、コンダの3人(続けて読んではいけませんよ)をマクロスに潜入させます。

潜入した3人は、ある日街頭で販売されていたミンメイ人形に目をつけます。

どさくさに紛れてゲットした人形を確認しようとした3人の前に、今回の重要人物が現れます。それが、

ブリッジ3人娘であるヴァネッサ、キム、シャミーでした。

慌ててミンメイ人形を隠すロリーに対してシャミーが子供から取り上げたのだろうと詰め寄り、

「ツンツンしちゃうんだから」とまさかのツンツン攻撃。ウラヤマシイ

女性に全く免疫のないロリー達は激しく動揺します。

しかもその後にキム達に強引にディスコに誘われてしまいます。

しかし、これがきっかけで3人は女性とも接することができ、文化の素晴らしさを体験し、失いたくないものへと昇華したと思います。

3人が帰還後に同僚に熱く語った文化への憧れが、ゼントラーディ内に広がったことにより、あの第1次星間戦争を生き抜くことができたのですから、ヴァネッサ、キム、シャミーの存在は隠れた大功労者といえます。

その後の3人娘は?

ちなみにその後の彼女達はどうしたのでしょうか?

・ヴァネッサ・レイアード

彼女はなんとロリーと結婚し、退役。2人で雑貨屋を営み子供も3人生まれたのですが、ロリーがお酒に溺れてしまいお店を畳むことに、その後ヴァネッサは高級クラブのママに。その後転がり込んできたワレラ、コンダと共にマクロスシティの高級マンションで生活をしているそうです。

・シャミー・ミリオム

同僚、上司から薦められて軍を退役。両親兄弟がいる月面アポロ基地でふらふらしているところに財閥の御曹司とお見合い。子供を11人もうけて幸せに暮らしているそうです。本人は子供の名前が覚えられないと言っていますが。月面アポロ基地植民コロニー在住。

・キム・キャビロフ

ヴァネッサ、シャミーに先に軍を辞められてしまい、次は自分もと思ったところオペレーターの人員不足により引き止められ、ズルズルと軍に残っている。本人はいつでも辞める気満々なのだが。

35年後にマクロス7船団でバトル7とシティ7の「ドッキング・フェスティバル」が開催された際、「あの人は今。スペシャル」の企画で3人が出演。この時は巡洋艦の副長で少佐をしていた。結婚はしていない。

(出典はCD「マクロス7 ドッキング・フェスティバル〜歌は銀河を救う⁉︎〜」)

さて、キムですが、小説版では今だに軍に残り出世をしているようです。

小太刀右京さんの「マクロスフロンティア」では、極秘に地球直衛任務にあたる「マクロス13」の艦長で中将となっています。

また、「劇場版マクロスF サヨナラノツバサ」では、新統合軍の提督となってマクロス13にのっていらっしゃいました。

驚きの出世です。

さて、超時空要塞マクロスのサブキャラには後の世界に多大な影響を与えたものが多くいます。今後もまだ出てくるのかな。レディMは?

それでは。