マクロスシリーズ

【マクロス】マクロス7のドラマCDを聞け!!!

みなさん、こんにちは。

今回は、マクロス7のドラマCDをご紹介します。

数多くのCDが出されているマクロス7ですが、ドラマCDの多さも突出しています。

マクロス7 CDシネマシリーズ

CDシネマシリーズは、TBSラジオ系で放送されたラジオドラマ「ラジメーション」をCD化し1995年9月から1996年4月に発売されたものです。

内容としては、可変戦闘機の描写は少なく、マクロスのドラマCDとしては珍しくシリアスな内容となっています。

物語は、1巻と2巻で1つ。3〜5巻で1つの物語が展開されます。

「CDシネマ1 Mellow Heart Beat」「CDシネマ2 Melodious Illusion」

デフォルメキャラが可愛い😍

このドラマCD1と2では、主役はなんと花束の少女なんです。(クレジット表記上は少女Aですが・・・)

ドラマ内容としては、マクロス7船団に銀河移動通信回路網情報資源活用体系(Galaxy personal communication network client-server system)通称「パソクラ」という新しいネットワーク(いわゆるチャットルームですね。)が利用できるようになり、ファイアーボンバーズルームが設置されたことでミレーヌは大はしゃぎ。

街には、ファイアーボンバーの歌を口ずさみながら歩道を走る少女の姿が。

パソクラを利用するために必要なターミナルキットを求めて電気屋さんに駆けていく。

しかしせっかく買ったターミナルキットも帰りに壊されるわ、接続に手間取るわ、別のチャンネルに接続するわで、なかなかファイアーボンバーズルームに辿り着けない。(幽霊の金龍やDr.チバとは会えましたが・・・)

やっと繋がっても、引っ込みじあんな性格から言葉が出ない。

そして、ついにメンバーと会話ができるチャットタイムの日が来た。(CDシネマ1)

 

少女Aのドジでおっちょこちょいなところがとても可愛らしいです。一生懸命な姿に心打たれます。

そして、バサラの一言。カッコいいです!


CDシネマ2になると、様子が変わります。

ファイアーボンバーズルームが突如入れなくなります。それと共にシティにあるはずのない気象である嵐が起こります。

しかし、少女Aともう1人だけは、ファイアーボンバーズルームにいつも通り入ることができていました。

ファイアーボンバーが好きなことで、次第に仲良くなる2人。

世間では、他のルームも閉鎖され、嵐の日が多くなっていき・・・恐ろしい事態が進行していく。(CDシネマ2)

ここでも少女Aが主役です。健気な姿がたまらないです。


続いては「CDシネマ3〜5」タイトルは「GALAXY SONG BATTLE1~3」です。

プロトデビルンとのバロータ戦役が終了し、マクロス7船団には平和な日々が訪れていた。

いや。平和が続きすぎていた。

ひたすら流れるバサラの歌。いくらいい曲でもそれが繰り返されればアキもくる。「秋がきたら、次は冬か・・・・・」

バサラの新曲が出ないまま、時は過ぎていく。

そんな中、あるラジオ番組だけは、ファイアーボンバーの・・・もとい、熱気バサラの歌だけを流していた。

その番組は「ミッドナイト・マクロス・ジョッキー」

DJは、花束の少女です。(作品中は「DJの少女」)

なんと彼女、スカウトされて、ラジオDJになってました。ガンガン、バサラの曲だけを流しまくるDJです。

しかも、北条秋子のスカウトです。実はバサラに新曲を作ってもらうための作戦だったようですが・・・

突然、マクロス7船団の前方に極端な重力異変が発生し、船団が引き込まれます。

そして台風のような重力異変の中から歌が聞こえてくる。悲しげな歌、でも人の心を引き寄せる歌が。

バサラもミレーヌも歌を聴くために飛び出していく。

その歌は、マクロス7船団の全ての人を魅了していく。バサラに「俺の歌をやめろ」と言わせるまでに・・・

これは、全宇宙でヒットする曲を求める、オーダ音楽帝国によるものだった。

全宇宙から代表となる曲を集め、互いに競わせ、敗れた方はあっさりと壊滅させられるコンテストに無理やり参加させられたのだ。

あまりに無常なやり方に異議を唱えるバサラ達、しかしオーダ音楽帝国の力はあまりに強大でなす術がない。

果たしてバサラの歌はコンテストで勝つことができるのか、その先に待つものは?

という物語です。

CD3卷にわたって繰り広げられる物語は、登場人物のあらゆる面が語られ興味深いものがあります。そんな中、DJの少女の変わらなさが救いになることも。

特別付録の「熱気‼︎歌番長バサラ」も面白い。


最後は「マクロス7 ドッキングフェスティバル〜歌は銀河を救う⁉︎〜」です。

こちらは一変して、コメディとなります。

お話としてはマクロス7第22話「熱き炎の男たち」後のシティ7とバトル7のドッキングの模様をお祭り騒ぎで中継するお話です。

このCD、かなり楽しいです。オススメです。

司会がレイ・ラブロックと北条アキコで進みますが、各コーナーに出てくる登場人物が個性的です。マイケルさんがいい味出してます。ゲホゲホ。

「あの人は今スペシャル」では、あの3人組が登場です。変わってません。やっだー。

途中で挟まれるCMも秀逸です。ファリーナ自動車合宿免許やお風呂の老舗バンダイなどが出てきます。「モニターから目を離すな」

美保美穂により再録された「統合軍入隊勧誘CM」ではまさかの本人登場⁉︎ケロケロケーロ!

そして、ギギルからのお手紙は圧巻です。西村朋紘さんお疲れ様でした(笑)

このCD、とにかく遊び心満載で面白いです。

ブックレットもマクロスファンは必見ですよ。

それでは。