プラモデル作成

初めてのマクロスプラモ。必要な道具は❓組み立て編

マクロスをみて、バルキリーってカッコいい❗️作ってみたい❗️と思った方、結構いらっしゃるのではないでしょうか。

でもプラモデルなんて作ったことないし、道具はなにがいるの?って思う方もいるでしょう。

今回は、初めてプラモデルを作るのに必要な道具をご紹介します。

組み立て編

まずは組み立てるために必要な道具から

ニッパー

まずは、最初に必要となるのがニッパーです。

パーツをランナー(ワクのこと)から切り離す道具です。

ニッパーにも用途によって色々ありますが、必ずプラモデル用を買いましょう。一般用は針金などを切るためにしっかりとした刃となっていますが、プラモデル用は、柔らかいプラスチックを切るために刃が薄く切れ味を高めています。また、細かい部分に刃を入れるために刃先が鋭くなっています。

値段は千円未満のものから5千円以上するものまでピンキリですが、多いのは2千円ぐらいのものですね。

私がメインで使っているのは、タミヤさんの「精密ニッパー」です。最初に買ったものをそのまま使い続けていますが、特に今まで不満に思うことは無く、作りもしっかりしていてオススメです。

ニッパーはプラモデル作りで一番使用頻度が高いツールです。今は、各メーカーさんからカラフルなニッパーも発売されています。お気に入りの一本を選んでください。

接着剤

ここ数年、接着剤を使わなくても完成するスナップフィットプラモデルも多くなってきましたが、ハセガワさんのファイターを始め、マクロスのプラモデルではまだまだ必須なツールです。

接着剤も用途によって色々ありますが、まずはプラスチック用の接着剤で十分です。

私が使っているのは、タミヤさんの「タミヤセメント」です。オレンジの蓋と写真の白い蓋があるのですが、容量の違いで中身は同じです。しっかりと接着したい時に使います。また、大抵どこのお店に行っても手に入るのも魅力です。

もう一つが、「タミヤセメント(流し込みタイプ)速乾」です。流し込みタイプとは、パーツとパーツを合わせたところにチョンと付けるとサッと流れてくれるので、ファイターの機首などすり合わせをしっかりしたい時に重宝します。特に「速乾」タイプは乾燥も速く作業効率が上がります。発売以来手放せないツールとなっています。

カッター

パーツのゲート処理(ランナーとパーツを接続していた部分を綺麗にすること)や、パーツの合わせ目をカンナ掛けしたり、デカール等を切り取ったりと、地味ながら良く使うのがカッターです。

カッターは、市販の一般的なもので十分です。扱い易いものを選んでください。

強いて言えば、刃の角度が30°のものが使い易いです。

切れ味が重要ですので、刃先が折れたり、切れ味が落ちたらすぐに交換しましょう。切れ味が悪いまま使うとかえって失敗し易くなります。私も何度も痛い目にあっています。

ヤスリ

最近のプラモデルは本当に良くできていて、組み上げると合わせ目が殆ど見えなくなるように設計されています。

しかし、ハセガワさんのVF-1などは、合わせ目がどうしても見えてしまうため、これを綺麗に処理するだけで、作品がグッと見栄え良くなります。

合わせ目を消すツールとして代表的なものがサンドペーパーです。

私が使っているのは、タミヤさんの「フィニッシングペーパー」です。番手は、400番、600番、1000番を良く使います。(数字が大きくなるほど、目が細くなります。)

これもほとんどのお店に置いてありますので安心です。また、タミヤさんからは、この番手がセットになった「細目セット」が発売されていますので、最初はそちらを購入すると良いでしょう。

ちなみに、VF-1、0シリーズを作りたい場合は、「仕上げセット」(1200から2000番)も一緒に買っておくことをオススメします。

ヤスリのもう一つのおススメは、サンドペーパーに板状の当て木がつけられたものです。

写真は、ウェーブさんの「ヤスリスティック」のハードです。これも400番ぐらいからあるといいです。

当て木があることで、狙った箇所だけ整形することができ、かなり作業効率が上がります。くさび形のものは、細かい部分に最適です。

ただ、人気があるため品切れが多く、手に入りづらいところが難点です。

ピンセット

ピンセットは細かい部品やデカールを取り扱う時に使用します。

ストレート型と鶴首型とありますが、これは部品扱う時の角度によって使い易さが変わるので、どちらが優れているというわけではないです。

一般的なものでも良いですが、先端がギザギザになってないものの方が良いです。また、先端の精度が大事ですので、全体が柔らかくしなるものはかえって使いづらいです。

写真は両方ともタミヤさんのものですが、特に上の「精密ピンセット」は細かな部品でもしっかり保持でき、部品が飛んでいって落ち込む事態が激減します。

以上で、組み立て編は終了です。

次回は塗装編です。