マクロスシリーズ

【マクロス】バルキリーの特殊塗装機。一般機はなぜあの色なの?

みなさん、こんにちは。

今回は、超時空要塞マクロスに登場したバルキリーのカラーリングをみていきたいと思います。

特別塗装機?

まずは第1話「ブービー・トラップ」に登場した「エンジェルバーズ」です。

アクロバット機ってイイですよね!赤と青のカラーが鮮やかです。

一条輝のファン・レーサーと共に。


次に第5話「トランス・フォーメーション」に登場した機体

黒っぽい機体に翼の赤いラインが印象的な機体です。部隊名は特になかったのですが、2012年にYAMATOさんから1/60完全変形シリーズで「VF-1A キャヴァリアーズ」として発売されました。イギリス系なんですかね。

マクロスの進宙式当時、世界中から代表的な部隊が表敬訪問していたとのことなので、その一部なのでしょう。


次は、統合軍の本拠地アラスカ基地の部隊です。

第15話「チャイナ・タウン」に登場。柿崎機やマックス機が緑色になったものですね。


話をマクロスの部隊に戻します。

まずは、スカル大隊の隊長であるロイ・フォッカー機です。

物語後半では一条輝の乗機にもなった最も有名なカラーではないでしょうか。黒と黄色は隊長機カラーのイメージとなり、のちのマクロスFでもS.M.Sスカル小隊長のオズマ・リーも同じように黒と黄色でした。


次に、前半の主人公機VF-1Jです。

他の一般機がライトブラウンなのに、なぜ一条輝が特別カラーだったのか?という疑問があります。しかもいきなりJ型。

これは色々考察されています。

輝が日本人のため、日本で製造されたJ型の注意書(コーションマーク)が読めるからとか。もともとこの機体は日本が製造した試作1号機であり、フォッカーの予備機とされていたものを、輝に充てがったためとか。フォッカーが戦闘中に輝を見つけやすいように目立つカラーにしたとかがあります。


次は輝が小隊長を務めるバーミリオン小隊です。

スカル2番機の柿崎速雄機がライトブラウン、3番機のマックス機がブルーとなっています。

バーミリオン小隊の各機が個別の配色となったのは、マクロス初の民間徴用パイロットのみで構成されたため、民間人でも戦えることを広報するための措置との話もあります。(SB Creativeさんの「ヴァリアブルファイター・マスターファイル SDF-1マクロス VF-1航空隊」参照)


次に、第25話「バージン・ロード」で登場する、マックスとミリアの結婚式で使用された機体です。

2人乗りなのでD型かと思いきや、下の画面を見るとA型の頭部がついているんですよね。

この事実に気づいたのは、一度ハセガワさんのVF-1D「バージン・ロード」を作ってからだったので、もう一度作り直しました。もちろんA型頭部です。

さて、このカラーリングは、後のマックスの機体に引き継がれ、ミリアも同様の赤のカラーを使用しています。

スーパーパックまで特殊塗装ですが(笑)

なぜ一般機はライトブラウン?

マクロスに登場する一般機はライトブラウンで塗装されています。

通常、空軍や海軍の機体は制空迷彩のため、ライトグレーがベースになると思うのですが。

これには、アメリカで中東向けに生産されたバルキリー(砂漠用迷彩)がプロメテウスに乗せられていて、ちょうどマクロス進宙式があったため寄港したところ、ゼントラーディとの戦争に巻き込まれたためという説があります。

これが1番説得力があるかなぁ。


では最後にこちらの特別塗装機を、

VF-1のロールアウト式典で飛行展示が行われた量産1号機。パイロットはロイ・フォッカーです。

2009年2月22日に秋葉原で開催されたイベント「マクロス超時空進宙式典」にて500個限定で発売されたものです。

当時は秋葉原に行けずに悔しい思いをしましたが、その後なんとか手に入れることができました。

パイロットもTV版のフォッカーを再現。飛行状態にして、エアブレーキの穴も埋めて、機首のバルジはカウンターバーニアとしてパイプを埋め、最初期の状態を表現しています。

劇中に登場するバルキリーには、多くのカラーが登場しています。

ということは劇中に登場していないカラーリングもたくさんあったはず!

これらを想像するのも面白いですよ。

それでは。