みなさん、こんにちは。
今回は、ウェーブさんから発売された「VF-171EX ナイトメアプラス アルト機」を作成したいと思います。
VF-171EXは、当時新統合軍が制式採用していたVF-171に対バジュラ用にEX-ギア(エクステンダー・ギア)システムの導入、アビオニクス類やエンジンの換装により、バジュラと互角に戦える仕様となりました。
ただし、機体設計強度の限界までチューンされているため、扱いずらい機体であり、ISC(通称イナーシャル・バッファー)というコクピットにかかるGを軽減する機能がついていないため、アルトからも「所詮間に合わせの機体」と言われています。
物語途中から新統合軍に編入したアルトが登場し、「サジタリウス1」として多くの戦果を挙げています。
マクロスではこういったサブメカのような機体が発売されることは珍しいため、先の「VF-4」につづきウェーブさんには感謝です。お値段が少し張るのが・・・殴)グフ
気を取り直して作成です♪オイ
さて、本機では飛行形態と着陸形態が選択できます。
さらに接着剤不要のスナップフィット仕様です。
今回は、着陸形態を選択。さらにキャノピーを上げた待機状態で組んでみます。
キャノピーを上げるので、コクピット内は少し手を入れます。


パイロットを載せないため、操縦桿を追加します。ハセガワさんの「VF-25」シリーズのジャンクパーツから該当部品を削り取り接着します。さらに座席後方にはEXギア展開時の羽根をプラ板で作成し取り付け。まあこれは作成後見えなくなってしまいますが、気分は大事!(謎)
シート前面には、プラパイプを半分に割ってEXギアの足部分をなんちゃって追加。これで、コクピット内のギチギチ感が出ます。
ここまで作っておいて、改めて説明書と部品を見ていたら、

あれ?説明書には無いけど、これってもしかして座席の腕の部品じゃ・・・
見なかったことにします。爆(ダムド!)
さらにコクピット内の幅が結構広いので両サイドに1.2ミリのプラ板を追加、シート後方の両サイドにも隙間埋めのためにプラ棒を入れました。

次に前脚ですが、ランディングライト部が凸モールドで塗り分ける仕様だったので、クリア化します。

丁度幅の合うノミがあったので意外と簡単に出来ました。これにシルバー塗装をして、最近お気に入りのミスターホビーさんの「mr.UV硬化クリアパテ」を使えば、キラリと光るライト完成。
肉抜き穴はパテで埋め、部品を見ていると、タイヤの形状が自分好みでなかったため、大きさの合う物に変更。(今回はハセガワさんのVF-1)
更に、カタパルトランチバーが短く感じたのと、やはりトルクリンクは欲しいと、これもVF-1から移植しました。

両脚のノズルは底面が平らになっているので、コトブキヤさんのディテールアップパーツをつけています。
さて、塗装は、ベースのホワイトは、水性ホビーカラーの境界戦機シリーズから「メイレスケンブホワイト」を選択。真っ白ではなくほんの少し暖色系のグレーが入った感じ、機首両脇の黒っぽい部分は、ブラックにブラウンを混ぜて、デカールに近くなるよう調色しました。
翼前縁と両脚のラインはデカールの方がいいと感じ、デカールで対応。機体両脇の朱色のラインはデカールの幅が足りないので塗装しています。
完成!






キャノピーは開状態とするため、パーツ部分を延長して、余分な部分はカットしました。
上から見ると無骨なのに、薄っぺらいという何ともカッコいい機体です。
できればハンガー内で、機体を見つめながら決意をするアルト君を横に置いてみたいですね。こちらはいつか作りたいです。
ウェーブさんのVF-171EX、とても組みやすくて継ぎ目消しもほぼ要らない構造となって、すごく良いキットです。
次に発売予定の「VF-171一般機」も楽しみになってきました。ただ、お値・・・殴)グフ
ウェーブさん!できればデストロイドのスパルタン待ってます(笑)
それでは。