みなさん、こんにちは。
今回は、ハセガワさんから発売されている「VF-19A SVF-440 デュラハンズ」を作成します。
SVF-440デュラハンズはSBクリエイティブさんから刊行されている「ヴァリアブルファイターマスターファイル VF-19エクスカリバー」に登場するオリジナル機体です。

デュラハンズは、VF-19が制式採用されて初めて編成された部隊であり、編成直後にロジェ事件と呼ばれるゼントラーディの侵攻に対しフォールドブースターを受け取りに地球へ直接乗り込み、そのまま宇宙空母グランドフォークスと共に活躍し、VF-19の有用性を知らしめた部隊です。
本来であれば、ロジェ事件に登場した場面を再現したかったのですが、私の実力では、機体上部のスーパーパックやフォールドブースターを自作するのは無理!
そんなこんなで発売から随分タンスにしまわれた状態でした。
さて、いい加減にしないとせっかくのデカールが痛んでしまうということで、心を決めます。
以前、イサムの地球侵攻(?)を再現した時に余ったスーパーパックを発掘。そして、新統合軍機って作ったことなかった事を思い出しました。
さらに同じくSBクリエイティブさんのマスターファイルVF-25版にデュラハンズが2062年に機種変更している記事があったのでそれをヒントにしました!

でも「N.U.N.SPASY」のデカールが無いか〜。と思っていたところアオシマさんのVFGシリーズのカイロスちゃんにデカールがあることを発見💡ありがとうございますアオシマさん!
これならいける!と急なやる気充填150%を迎え、ついでに以前バンダイさんのVF-25S三段変形アーマードで余ったGU-17Aガンポッドも使っちゃえということで作成開始!
ミッションスタート!
設定としては、
SVF-440デュラハンズは、ロジェ事件によりメディア露出も多くなり、その人気から他の移民船団には同行することはほとんどなく、地球防衛を主任務としていた。新統合軍への組織改変後もそのことは変わらない。
しかしながら導入から20年近く運用されてきたVF-19も老朽化の波には逆らえず、YF-24をモデルとしたエボリューション開発の動向に注視していた。
エボリューション開発の参入業者である新星インダストリー社/LAIとは、開発した新機種について年に数機ずつの納入契約がされており、先行開発していた新型スーパーパックやガンポッド等も、テスト機材として順次納入され、デュラハンズらが従来機でのテストも繰り返していた。
2059年、突如地球圏に現れたバジュラに対し新統合軍も即座に対応、内密にバジュラの情報を得ていた上層部は、最新のスーパーパックや反応弾の使用許可を通達し、迎撃に当たらせた。
本機は迎撃の一翼を担ったデュラハンズの隊長機であり、圧倒的なバジュラの攻撃にも生き残った強者である。
多くの犠牲を払ったデュラハンズだが、翌年からは新型のVF-25が優先的に導入されていき、2061年には全機の機種転換が完了した。
この事件は、デュラハンズとしてVF-19エクスカリバーを運用したラストミッションとなった。
といったところです。
さて、キットは普通に作製。今回も各着陸脚を収納。筆塗りでいきます。
今回の大きな改造としては、メサイア用のGU-17Aガンポッドをどう搭載するかでした。飛行状態で作成するため、スタンドへの取り付け方法が課題となります。

元々のGU-15Aガンポッド用の穴を埋め、バンダイさんの三段変形用のスタンドアタッチメントを付けるためにノコで両腕に穴を開けます。ガンポッド自体が長いため、前脚扉に干渉しないギリギリとなる場所に設置。先端のセンサーはここ数年定番となりましたクリア化。
このちっこいクリアパーツをつけるたびに、一度やった改造はその後も続けるといった自業自得の枷をかした自分を悔います。

こういう工作には、シモムラアレックさんの「職人かたぎ ハイパーカットソー0.1」が便利です。
反応弾も時代設定に合わせて三段変形から流用。型番もRMS-7にしています。

余ったデカールからそれらしいものを追加。


新統合軍のマーキングは新鮮ですなぁ。
ベースのグレーは、水性ホビーカラーの水星の魔女シリーズから「エアリアルグレー」をチョイス。いい感じです。
主翼等のブラックグレーは、いい塩梅になるよう調色しました。
スーパーパックなどは新規装備ということでほぼウェザリングはなし、その代わり機体本体は退役間近ということでくすんだ感じにしたかったので、タミヤさんのウェザリングマスターのグレーでボカシを入れて、エナメル塗料のドライブラシで強めに汚れを入れました。


機番は、マスターファイル準拠で200番、シート上部の知能的受動インターフェイス(IP-I/F)もクリアパーツも再現しました。(見えにくいですね〜(-。-;)
さて完成!






反応弾は元々のアタッチメントはスーパーパックに隠れてしまうので、後に増設されたと設定。
パイロットは、マクロスフロンティアの劇中の新統合軍のパイロットスーツを再現しています。
デュラハンズ特有の黒いラインは、地色が透けるタイプで新鮮でした。
それにしてもグレーとブラックグレーの配色が渋くてカッコいい!!
機首のVFC(ボーテックス・フロー・コントローラー)は、キットではクリアパーツですが、定番工作として手芸屋さんで買ってきたカシメ玉に変更、キラリと光っていい感じです。
そこにスーパーパックの赤い新統合軍マークがいいアクセントとなっています。
まとめ
作ってみると思ったよりも渋くていい感じです。
透けるデカールも新鮮で面白いですし、特に余白を切り取ることも無しにキットにピッタリと合ってくれたのでストレスなしで作ることができました。
マスターファイル準拠のキット、これからも発売して欲しいですハセガワさん🎵
それでは。